ロボットのアパレル製作で、なぜ機種情報が重要なのか
一般の制服や作業着は「人の体型」を前提に設計されます。しかしロボットは機種によって、形も、動く部位も、センサーの位置も、まったく異なります。人間向けの制服の感覚でロボットに服を着せようとすると、センサーを覆って動作に影響したり、関節の可動を妨げたりする危険があります。
たとえば、受付ロボットのPepperには胸部に10.1インチのタッチタブレットがあります。来訪者がここをタッチして操作するため、ユニフォームは必ずこの操作面を露出させなければなりません。配膳ロボットのBellaBotは前面にネコの顔ディスプレイとLiDARを持ち、これらを覆うと障害物検知が働かなくなります。四足歩行のaiboは、鼻先のカメラから腰部のSLAMカメラ、全身に散らばるセンサー類を一切覆えません。
ROBOT WEARでは、掲載6機種の公式スペックと構造を事前に把握した上で、「着せられる範囲の設計」を起点にご提案しています。機種ごとに「避けるべき部位」「採寸の要点」「適切な素材と構造」が異なるため、機種が特定されていることがスムーズな製作の第一条件です。
掲載6機種について
ROBOT WEARが採寸・設計情報を把握し、ユニフォーム・保護カバー・オーダーメイドの製作実績・ご相談対応に注力している6機種を以下に掲載しています。それぞれのページで、採寸の特徴・避けるべき部位・ご利用シーン・対応カテゴリを詳しく解説しています。
機種によって対応できるアパレルカテゴリが変わります。人型のPepperやUnitree G1は「上着+胸元」の発想でユニフォームを組めますが、ネコ型のBellaBotは顔まわりの装飾と側面パネルが中心です。家族型のLOVOTには公式の「LOVOT WEAR」が存在し、当店はその存在を尊重した上でオリジナルの別注デザインを承ります。
ご利用シーンと4つのサービスカテゴリ
ROBOT WEARでは、ロボット用アパレル製作を大きく4つのカテゴリに分けています。各カテゴリの詳細ページも合わせてご覧ください。
UNIFORM
ユニフォーム
受付・接客ロボット向けの制服。社名刺繍・名札・コーポレートカラー・識別の色分けに対応。Pepper・temi・Unitree G1が代表機種。
詳しく見るWORKWEAR
作業着・現場ウェア
工場・倉庫・屋外で働くロボットの作業着。視認性・耐久性・現場環境に合わせた設計。Unitree G1や産業機種が対象。
詳しく見るPROTECTION
保護服・防汚カバー
汚れ防止・キズ防止・耐衝撃・静電気対策。本体を守りつつ排熱とセンサーを妨げない設計。BellaBot・Pepper・temi等に有効。
詳しく見るORIGINAL / OEM
オーダーメイド・OEM
企業ロゴ入れ・別注・小ロット製作・継続供給。全6機種対応。デザイン入稿・おまかせ両対応。1着・1台から。
詳しく見る採寸について — 初回は不要なことが多い
ROBOT WEARでは、掲載6機種の基本寸法を事前に把握しているため、初回のお問い合わせ時に実機での採寸をお願いすることは多くありません。ただし、同じ機種でも付属品・バージョン・個体差がある場合は別途確認します。たとえばUnitree G1は基本版とEDU版で可動自由度が異なり、設計も変わります。
掲載外の機種をお持ちの場合は、機種名・型番・可能であれば公式スペックシートのご共有をいただくと、スムーズにご提案できます。写真だけでも機種の特定・設計方針のご案内が可能な場合があります。
メーカー保証への影響について、正直にお伝えします
ロボットに衣装・カバーを装着することが、各メーカーの保証範囲に影響する場合があります。ROBOT WEARはセンサー・排熱・可動部を塞がない設計を大前提としていますが、装着物がある以上、何らかの影響リスクをゼロにはできません。そのため、ご導入前に各メーカーへの確認を推奨しています。また、当店は各メーカーの公式品・公式ライセンス品ではなく、非公式の互換アパレルを製作する立場です。この点を正直にお伝えした上で、最善の安全設計でご支援します。
掲載外機種のご相談も承ります
このページで紹介している6機種以外のロボットについても、機種情報をいただければ対応を検討します。受付・案内ロボット(Whiz、Keenon等)、配膳・運搬ロボット、産業向けAMR、二足歩行ヒューマノイドなど、機種の幅は広がり続けています。ROBOT WEARは特定機種に限定せず、構造と安全を確認できるロボットであれば積極的にご相談をお受けします。